自分らしく生きるために、まず大切だと思うこと。①
自分らしくあること。
ありのままであること。
これが世の中に広がった印象があるのは、
「アナと雪の女王」のインパクトが私の中では強くて、
調べてみると日本で上映されたのは2014年とのことなので、
もう5年前のこと。
私らしくていい。
自分らしくていい。
ありのままでいい。
多くの人たちが心の中で感じていた、
形にならないモヤッとした思いが、
こういった言葉を通して表に出てきたことで、
そうだよね！
やっぱりそれでいいんだよね！
と、
妙に深い納得感と勇気をもらえた感じがしたのは、
私だけではなかったと思います。
単純な私は素直にそう感じ、
会社組織から離れて、
今後どうしていったらいいのか
模索していた時期だったこともあり、
自分らしさを大切にしよう
と心で宣言したことを覚えています。
＊
しかし、そこから私は、
深い闇に包まれたトンネルに突入することになります。
「自分らしさ」ってなんだ？
この問いに直面することになったからです。
＊
キャリアカウンセラーとして仕事をする中で、
目の前にいる人の「らしさ」を見つけて、
言葉にすることは得意だったものの、
改めて自分のそれが何か？と問われると、
自分自身ではまったくよくわからない…という
その現実に途方に暮れることになりました。
私らしく生きていくには、
私とは何者かを知らなければ。
でもどうやったらわかるんだろう？
答えはどこにあるんだろう？
その、自分らしさという答えを求めて、
模索の日々が始まるのでした。
それは例えば、
自分を知るためのメソッドとかノウハウが
書かれた本などを読むことだったり、
誰かのブログをたくさん読んで、
そこに書いてあることを実践してみることだったり、
それを教えてくれる講座に参加することだったり。
でもそのうちに何が何だかわからなくなってきて、
まずは結果を出せば全ては後からわかるのかもしれないと、
起業セミナーのようなものに参加してみたり。
結果として、私の場合は、
それらの方法で自分らしさを見つけることはできませんでした。
今思えば、
確固たる正解がどこかにあるはず！
という前提で、
自分以外の外側に探し求めていたことが、
ちょっと的外れだったなと思います。
注）が、しかし、その迷走経験がなければ今の私もいません。
その経験があったからこそ「わかった」ことばかりです。
詳細は追々このブログで書いていきますが、全て必然ですな。
その後、私が今シェアしている、
アート・オブ・フェミニン・プレゼンスという
女性のためのプログラムに出会うことになります。
詳細の説明はまた別の機会に書こうと思いますが、
ヨガや瞑想、マインドフルネス、気功などど同じように、
目に見えないエネルギーを身体を通して感じていることに気付き、
今の自分は何を感じているのか？
意識がどこに向かっているのか？
などを身体の感覚を通して気付いていきます。
自分が本来持っている様々な側面に気付きながら、
意識をストレッチするように広げていくことで、
自分が持つエネルギーを、
自分自身のために、
健全使えるようになっていった結果、
自分らしい存在感を発ち現すようになっていきます。
（あくまでもそもそも持っていることを開いていくことで、
自然に、作り込むのでも、思い込むのでもなく。）
私はそれまで迷走していた期間、
知識ややり方、法則などを頭で理解して、
思考で自分らしさというものを知ろうとしていました。
だから、たくさんの情報や知識に触れ、
それでもまだできない自分のままでいることは、
自分の知識が足りないからだ
自分の理解力が不足しているからだ
自分の能力が低いからだ
と、
どうにかできるようになりたい一心で、
ただただ情報量や方法論の知識量を増やすことだけを
やり続けていたのです。
自分を責める方向にばかり意識が向かい、
苦しい思いを常に持ち続けていたものです。
残念ながら私はそれらの方法では、
自分らしさというものを分かるようにはならず、
八方ふさがりで、
もうどうしたらいいのか途方に暮れていた頃に、
アート・オブ・フェミニン・プレゼンスに出会い、
身体を通じて自分らしさを取り戻すことができたのです。
自分らしさ、というのは、
生まれてから今まで何十万時間という時間を積み重ねてきて、
今ここにいる自分を構成しているすべての要素のことです。
自分にとってそれが、
嬉しく感じるものもあるし、
嫌悪するようなものもある。
でもそれは全て、今ここにいる自分の中に「ある」。
それらすべてが自分らしさに繋がっているわけですから、
「ある」ものを「ある」と気付くことが、
何より重要で、何より大切。
今の私はそう感じています。
→ 次回の記事に続きます。
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