時代が変わる。今までのやり方では立ち行かなくなる。


令和の幕開けまで、あと2日。


時代の節目です。



平成という時代は、

昭和という時代と、

令和という時代をつなぐ、

大きな価値観の過渡期にあったように思います。



この大きな価値観は、

個人レベルのそれとは訳の違うスケール感で、


社会の、世界の、

根底からガラリと塗り替えるような、

そんな大きな価値観の変化。




モノからコトへ。


なんて、会社員時代よく耳にしていたけれど、



モノという、分かりやすいもの。

肩書き、地位、収入、ブランドなどを

「所有」していることがその人の価値を示す、

という分かりやすい物差し。


そこから、


コトという、目に見えないものへ。

心から満たされる何かとは、自分にとって何か。

人との繋がり、目に入る風景、感じられる気持ち。

それが自分にとって大事なものと感じられる物差し。




今回の時代の節目って、

元号の変更だけではなくて、


こういう大きな価値観の変容を伴っているからこそ、

個人レベルの変化もものすごく大きいと感じています。




私自身は平成の中間地点くらいから、

何かが違うってもがき始めて、

七転八倒しながら紆余曲折をして、


ちょうど平成の終焉と共に、

私の中の軸もいい塩梅に定まってきた感があります。



そのくらい、大きな変容が起こった、私の平成時代。



でもこれは、多くの人に起こっているんだろうなと感じます。



なりたい自分になる、

という「目標」に向けて、


法則やノウハウやハウツーを駆使して、

自分の感情をコントロールし、

穏やかで優しく美しい人に慣れたと感じている人も、


もうそろそろ限界を感じているんじゃないかな?



コントロールして

「なかった」ことにしてきたその感情は、

消えてなくなったわけではなく、


むしろ、


封印してきた時間が長ければ長かったほど、

そこに渦巻くエネルギーは増幅され、


今、もうコントロールが不可能なほどに、

ご自身の中から噴出していると思うのです。



こんな醜い自分ではなかったはず。


こんな嫌な自分にはなりたくなかったからこそ、

コントロールして優しい人になったはずなのに、

どうしてまたこんなことになっているの??




それは、もう時代がそうさせてくれないからです。


それは、もう隠すことが不可能な時代だからです。


それは、もう通用しないやり方だからです。




新しい時代は、時に冷酷なほどに、

素の自分を表現することを求め続けます。



自分の中になかったと思っていたはずの、


できない自分や

怒り狂う自分や

嫉妬深い自分や

他人のせいにする自分や

弱い自分や

醜い自分を


嫌でも差し出さなければ、

誰にも信用してもらうことができないのです。



そんな嫌な自分も全て引き受けて、

そのまま真っ直ぐに立ち、

ありのままの自分の姿を世に見せていく。



その覚悟こそが、


自分を生きるということであり、

ありのままの自分を生きること。




そこを見てみぬふりをして、

受け入れないことに力を注げば注ぐほど、

何よりその人本人のしんどさが増幅していく。



そんな時代です。




だからどうぞ、

そのままの自分でもう大丈夫なのだということを、


だからどうぞ、

醜い自分という一面が存在していいということを、


だからどうぞ、

安心して認め、受け入れる、


その方向に一歩踏み出してほしいなと、

私は心から思うのです。




親のためでも

家族のためでも

子供のためでも

会社のためでも

上司や同僚のためでも

仲間のためでもなく。


自分のために。




その自分を丸ごと認めて、

ありのままの自分で立ち、

生きていく姿を見せることこそが、


親のためであり、

家族のためであり、

子供のためであり、

会社のためであり、

上司や同僚のためであり、

仲間のために、なるのです。




まず自分が自分を幸せにすることにエネルギーを注ぎ、

心の底から笑えるその笑顔が、

みんなの笑顔を作るのです。



誰かに指示されて動くのではなく、

誰かのせいにしてとどまるのではなく、


自分が自分のために

自分に指示を出して、

自分のために動くのです。



それが、健全な自立であり、

それが、自分を生きるということ。



体現するということです。




今、誰かを見て、

憎悪の気持ちが湧き上がってきているのなら、

どうぞそこから目を逸らさずに感じ切ってください。


なぜならそれこそが、

自分の中に「ある」ことのサインだからです。


「ある」ことをなかったことにせず、

「ある」ことを認める。


今湧き上がってきているその憎悪の気持ちが、

自分の中に「ある」。


その誰かを憎む前に、

その憎悪が自分の中に「ある」ことを認め、

存在していいことを許すこと。


その先に、

その誰かを許すことができるのかもしれません。



必ずそれは、自分を生きる深い気付きに繋がります。



新時代へ。




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